猫枕せんせい

NOアイドルNOライフ!

乃木坂46などが甲斐バンドのHEROをCMで軽やかに❗❓歌っていて苦々しいので、本来の野性味あふれるロックを伝えたくてこのブログ記事を書きました❗

(元記事:2020年2月)

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(出典:prtimes.jp)

 

皆さんおはようございます、猫枕です。

 

今年の春先、新型コロナが日本に上陸し始めた頃、

 

紳士服のはるやまのCMで甲斐バンド【HERO】を伊藤健太郎と乃木坂46が歌っておりましたが、

 

1979年にリアルタイムで甲斐バンドの曲を聴いてファンになったワタクシは非常に不満です。

 

原曲の方は、そんな軽やかで爽やかな、ちょっと虚しい感じの歌じゃないんですよ❗

 

56才の同世代なら覚えているでしょうが、ワタクシが中学を卒業する1979年の春に、新発売の同曲を起用してSEIKOの腕時計のCMがありました。

 

 

お受験が一応終わって暇なときに何となくテレビを眺めて過ごしていたら、一日中何度も何度も執拗に宣伝していました。

 

『ヒーロー、ヒーロー、五月蠅ぇな❗️』

 

とお受験ヒーローの失恋男は苦々しく思っていました。

 

もう一つ、

 

お受験のライバルだった同じクラスのY君が【ひろき】という名前だったので、

 

『俺は【ヒーローキ】なのだ❗』

 

としゃれて自慢していたことを覚えています。

 

彼の方はワタクシと違って、その後も順調に医師となりご出世されている模様です。

 

とにかく、甲斐バンドは乃木坂46の歌うような、軽々しい弱弱しいキャラじゃなくて、

 

生きるか死ぬか、サバイバル戦争に明け暮れる一匹狼なのです。。。

 

 

風の中の火のように

 


KAI FIVE 「風の中の火のように」 PV

(出典:Kenjiro Aikata)

 

ワタクシ中卒時の気分に一番合うのがこの曲です。

 

真夜中に一人受験勉強に没頭して明るい春を目指したものの真っ暗闇のまま。

 

舞台が中学から高校に移っただけで、勉強地獄に相変わらず嵌りっぱなし。。。

 

だれかが必要になり 

 

名前をよびたい 

 

傷あとがうみはじめ 

 

一人じゃあいられない

 

お聴きになれば分かるでしょう。

 

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月夜に吠える一匹狼です。

 

真夜中に飢えて生き苦しいまま獲物を探して彷徨続ける。

 

そんなアウトローが雄叫びを上げるように甲斐よしひろはロックを歌っているのです❗️❗

 

HERO~ヒーローになる時、それは今~

 

今が過去になる前に俺たち走りだそう

 

とCMではサビの部分を歌っているのですが、

 

ああ全く、

 

サクサク検索時代の若者では、真意が全然伝わってきません❗️

 

HERO 空はひびわれ 

 

HERO 太陽は燃えつき 

 

HERO 海は枯れ果てて 

 

月はくだけちっても

 

こっちの歌詞を流してくれないと甲斐バンドの真意が伝わりません。

 

『どんな艱難辛苦があろうとフレッシュマンは頑張って仕事に食らいつけ❗️』

 

とまでは言いませんが、

 

『嫌なら辞めてまた別の仕事を探そう』

 

『仕事辞めても死ぬわけじゃないし』

 

とか、

 

【精神科医の言う無理せず頑張らない方針】

 

を鵜呑みにして、就職しても簡単に直ぐ辞めちゃいそうなCMになってますね~

 

ああ爺さん嘆かわしい~

 

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しかし、

 

乃木坂46ファンは他のCMで気合いを入れましょうwww

 

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(出典:extrending.com)

 

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございます。