沈黙のWebライティング ?Webマーケッター ボーンの激闘?〈SEOのためのライティング教本〉
- 作者: 松尾茂起,上野高史
- 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
- 発売日: 2016/11/01
- メディア: 単行本
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この本は非常にいい❗️
と評判を聞いたので、
要約してみました。。。
SEOを意識したライティング
検索するユーザーは面白い文章、
感動する文章を求めているのでは無い。
【情報】を求めているのだ。
自分の悩みや質問の答えが欲しいのだ。
重視すべき3要素
①専門性
②網羅性
③信頼性
を意識して【コンテンツ】を考える。
USP(Unique Selling Proposition)他者にはない独自の強み
ユーティリティ要素を意識した中立的な立場でまとめ記事を書く。
即ち、機能的なコンテンツ記事にする。
※【選択のパラドクス】があります。
選択肢が多いと選択困難を感じて、
結果的に満足度が低くなるので、
オンリーワンが一番良い、
というものです。
読みたくなる文章の3ポイント
(出典:boooon.net)
①自分事化による共感を誘発
感情表現を入れる。
たとえ話を用いる。
具体的な話し言葉「」は感情が伝わりやすい。
②見やすく分かりやすく fast & slow
脳の思考システムに配慮する。
システム1:直観的高速に(fast)理解して思考。
システム2:論理的ゆっくり(slow)慎重に理解して思考。
【システム1に配慮】
・句点(。)が出てくるたびに改行してリズムよく。
・漢字とひらがなの含有率を適宜調整。
・「この、あの、その」を減らして文章を読み飛ばしても主語を見失わないようにする。
・数字を用いた箇条書きで要点整理。
・見出しなどで文章構成を整理。
・いらない言葉や表現はカットして文章が不必要に長くならないようにする。(読み手の知的興奮につながる文章はあえて残す)
【システム2に配慮】
・論理の飛躍や破綻がないよう論理的文章を意識する。
・読み手の分からない言葉は使わない。
③冒頭分(ファーストビュー)で伝えたいことをまとめる
読み手が必要とする情報を可能な限り掲載する。
記事が誰に向けて書かれたのかを書き、
読み手の自分事化を強める。
記事の内容を簡潔に要約する。
Webの文章は【結論➡理由】の順で書き、
主語・述語、修飾語・被修飾語は、
出来るだけ近くに置いて書く。
読みたくなるタイトルに重要な10パターンの演出
(出典:writing-office.com)
①自分事化
②【自分の周り事】化
読み手の周りの人にターゲットを絞る。
③意外性
話者の意外性。
情報(ノウハウ)の意外性:多くの人の常識と違う。
今まで知らなかったこと。
④数字の魔力
強烈な説得力。
⑤網羅性
⑥即効性
⑦代弁
ユーザーが言いたくても言えない気持ちを代弁する。
⑧結果
そのノウハウを試してどんな結果が生まれたかを書く。
➡人は結果を知ると、なぜその結果が出たのか理由を知りたくなる。
⑨危機感の煽り(ホラーストーリー)
そのノウハウを知らないと、どんなデメリットがあるのかを書く。
人は損失回避の法則に沿って行動しやすく、得られるものより失うものに価値を大きく感じる。
⑩行動提案
ユーティリティー要素の強化。
最後までお読み頂きありがとうございます。
Webライターの皆さんのお役に立てれば幸いです。