皆さんおはようございます猫枕です。
ワタクシはまたまた性懲りもなく、
伊古田先生の著書をベースに認知症講話を致しました。
OT(作業療法)の前座として。。。
回想法
(ワタクシ製作の拙いプリント)
高齢期になると、人はよく昔話をするようになります。
昔のことを思い出し、
それをもとに自分を振り返り、
見つめ直すことを治療に応用したのが回想法です。
通常は5~6人規模で行います。
「お祭りの思い出」「家族のケガ」「小学校の恩師」「得意な料理」「初恋の人」など、
具体的なテーマを決めて一人数分をめどに語り合います。
(出典:fun-seed.com)
ポイントは、
誰もが話せるエピソードを持っているようなテーマを設定することです。
楽しく懐かしく語り合ううちに、
自分ではうろ覚えではっきりしないことが、
他者の話を聞くことではっきり思い出したりします。
この取り組みによって患者さんは記憶の混乱が減少し、
精神的な落ち着きが戻る効果があります。
笑いヨガ
笑いはまず、
前頭葉のはたらきを活発にして、
思考や記憶を向上させます。
本来は面白さを理解してから笑うものですが、
笑いの表情や動作をして
「わっはっは」
と発声するだけでも良い効果が生まれます。
笑いはまた、
自律神経の中枢である間脳にも働きかけ、
副交感神経の活動を促進することで心身をリラックスさせます。
ストレスホルモンを抑え、
間脳から脳内モルヒネ(エンドルフィン)の分泌を促して、
幸福感を醸成します。
プリントのイラストの笑いヨガをみんなでやろうとしましたが、
皆さん恥ずかしがってあまりできなかったようです。
みんなの前で一人実践したワタクシは、
バッチリエンドルフィンが分泌されて、
一人どうしようもなく大笑いしてしまいました❗️
※ご参考までに、ワタクシが参加した近所の認知症カフェの出前カフェでの動画をご覧下さい。
笑いヨガ以外に、ビジョントレーニング、コグニサイズもご紹介しております。
最後までお読み頂きありがとうございます。