皆さんおはようございます、猫枕です。
今日はまた、伊古田俊夫先生の本を要約します。
これを人前でしゃべっていた頃がなつかしいですね~
将棋の最年少記録❗️❓️を藤井聡太に破られたひふみんみたいな聞き取りにくい講話しかできず、
聴衆がものすごく頑張って質問などして盛り上げて頂きましたけれども、約1年で終了となりました。
「病的なもの忘れ」を疑ったとき
どんな症状が出た時に病院を受診すべきか❓️
それは「病的なもの忘れ」を疑ったときです。
もの忘れには2種類があって、
「加齢に伴うもの忘れ」と「認知症の病的なもの忘れ」があり、
特徴が異なります。
(出典:yamamoto-naika-clinic.jp)
加齢に伴うもの忘れは、
知っているはずの人や物の名前、固有名詞などを思い出せないのが特徴です。
一方、認知症の病的なもの忘れは、
「新しいことを覚えられない」という形で、体験したことをすっぽり忘れているのが特徴です。
さらに、病的なもの忘れでは、
記憶障害に加えて「実行機能障害」が伴います。
(出典:heart-clinic.jp)
例えば、
料理の手順や電子レンジの操作の間違い、戸惑いなどです。
医師は、
患者のもの忘れや判断力、理解力などの低下のために、
「一人で生活するのが困難」
と判断した場合に認知症と診断し、
治療へ進みます。
MCI(軽度認知障害:Mild Cognitive Impairment)
もの忘れが気になって病院に行くと、
MCIと言われることが少なくありません。
(出典:my-kaigo.com)
どういうことかと言えば、
「普通に生活できているものの、
もの忘れ症状があり、
周囲の人たちもそれが気になっている人」
です。
MCIの約50%が5年以内に認知症へと進行します。
該当する症状を自覚したら、
すぐに医療機関を受診し、
医師の判断を仰ぎましょう。
認知症への進行を遅らせるには
MCIを示す認知症以外の病気としては、
うつ病や慢性疲労、アルコールの長期多飲、甲状腺機能低下症などがあります。
MCIと言われた人でも、
適切な予防法を実施することで認知症への移行をかなり阻止できるので、
皆さん是非とも予防を試みて下さい。
なお、MCIを経ることなくいきなり認知症になることもあります。
アルツハイマーはMCIを経ることが多いですが、
血管性やレビー小体型などではMCIを経ないことが少なくないのでご注意下さい。
最後までお読み頂きありがとうございます。